事例紹介STUDY

空き家管理に大切な事、大事なポイントとは?

空き家管理といってもただ単にチェックシートで物件を点検するだけではありません。台風通過・強風時・豪雨などの翌日緊急巡回及び緊急処置、定期巡回、年間管理(草刈り、剪定)、老朽化に伴う破損個所の修復、原状復帰処置、近隣住民の方へのご挨拶やヒアリングなど数多くの対応が求められます。

台風・大雨などの緊急時対応

緊急巡回ではアンテナや物置が倒れていたり、庭木が倒れたり、枝が折れる、波板が飛ぶ、瓦が落ちるなど空き家によっていろいろな事が発生します。
このような場合は空き家所有者に緊急連絡し対応を計ります。
異常がない場合はメールやメッセージなどで報告しますが、とくに県外在住の空き家所有者の方には「ほっとした、安心した」などいつも大変喜んでくれます。
※緊急巡回は無料で実施しています)その為、台風通過後や大雨の翌日は大忙しになります。

近隣とのコミュニケーション

定期巡回ではチェックシートにより異常の有無を点検しますが、一番大事な事は近隣への声がけです。
空き家になって一番気にかけてくれているのは近隣の方々で、何かあればすぐに連絡をくれます。空き家管理者にとってとても重要な協力者になってくれます。
その為コミュニケーション能力が必要であり、さらに巡回担当者も同一人物でなければなりません。

年間で考える維持管理

年間管理はほとんどの物件で草刈り3回、剪定1回を実施しています。
剪定といっても整姿を気にする空き家所有者の方はいません。
空き家管理においての剪定は近隣に迷惑をかけないような剪定を実施しています。(枝を越境させない、枯れ葉が隣の敷地に入らないなどを重視しています。)

その他修繕に関しては雨どいの修理、波板の張り替え、雨漏り修復、畳の張り替えブロック塀をフェンスに交換など、さまざまな対応が必要となります。

なぜか?
当団体がお預かりしている管理物件の所有者の皆さんに共通している事ですが近隣に迷惑をかけたくない為です。

NPO法人 香川県空家空地管理センターでは、空き家の外部の目視による定期巡回は無料で実施しています。

チェックシートを用いて、郵便物の転送などを含めた定期巡回は月額3,000円(税別)でご利用いただけます。

ご相談・お見積もりは無料で対応いたします。当団体までお気軽にご連絡ください。